潜入捜査官・間宮サキは非合法の闇賭博を主催し、麻薬売買の疑いのある堀内組を探るため、彼らの開催する闇格闘トーナメントに出場することになった。 男性格闘家相手に自慢のマーシャルアーツで応戦し、見事リザーブマッチを勝利した彼女は本戦出場を果たす。 しかし、本戦には長い手足での鋭い打撃、本場の首相撲からの膝蹴りなどを駆使するムエタイ選手、強烈なぶちかまし、張り手、豪快な投げ、サバ折と力技で暴れまわる元大関など只者ではない強者が揃っていた。 打たれ、投げられ、膝や肩など負傷しながらも捨て身の攻撃でサキは辛くも勝利する。 そこへ安堵する間もなく、情報屋から得た麻薬取引の情報をもとに、傷ついた身体を引きずって、現場に赴くサキ。 しかし、負傷のせいで、仲間割れの末にブツを持ち逃げした犯人を取り逃がしてしまう。現場を押さえることができなかったサキは、闇トーナメントに勝ち進んで中枢に食い込む作戦を進めることになる。 しかし、三回戦の相手は冷たいオーラを放ち、華麗に関節技を操るサンボ使い。サキの負傷した箇所を容赦なく痛めつけ、圧倒的な力の差を見せ付ける。 苦しみに耐えるサキであったが、悪夢はまだ始まったばかり。本当の絶望はここから始まるのだった・・・。 [BAD END]