心霊雑誌の記者、蒼井しずかはカメラマンの夏目と共に関東四大魔境と呼ばれる瓢兵山で叫ぶと呪い殺されるというやまびこ伝説の取材を行っていた。そしてこの山の歴史を見守り続けてきた奉賛寺の住職から平安時代に村を襲った大飢饉と山の神として祭られていたやまびこ様の生贄として村人を人身御供として捧げる儀式を行っていた事実を聞かされる。そして現在でも村の人々は硬く口を閉ざしやまびこの正体を語ろうとしない。それほどまでにタブーと恐れられるやまびこの正体とは何なのか?本当に叫ぶと呪い殺されるのか。事実を突き止めるため、ついにしずか達は禁断の地に足を踏み入れる…