時は平成二十六年。昭和を跋扈した女尊男卑の思想も虚しく、馬鹿な男と無知な女が繰り広げる盆踊りが続く。しかし、選ばれた女性でのみ運営される嬢王養成機関・嬢王学園はまだ健在だった。女性君臨の時代に恐れおののいた保守派政治家たちの策略によって弱体化、無力化されたかのように見えたが、頭脳明晰、性格傲慢なクイーンたちは日々モルモット使用の拷問実験をかかさず、より先鋭化、過激化していくのであった。経済の先行き不安、行政の怠慢、既得権益を守ることに必死なカス共も彼女たちには関係ない。何故なら神は嬢王を祝福する、ゴッドセイブザクイーンなのだから。本当の冷酷とは?本当の残虐とは?本当の支配とは?本当の服従とは?本当の屈辱とは…?命、存在の軽い平成時代に男を徹底的に調教することは可能なのか?サディスティンの永遠のテーゼに立ち向かう直向きでイノセントな少女たちの学園生活、そして女教師たちの日常の一部を披露しようと思う。最早、美獣達の手により人間から便器奴隷へと改造されつつある男子生徒は、その身体を嬢王学を学ぶ女子生徒達の実習用教材として捧げられていた。更に授業後のプライベートでも女子生徒の自宅にまで無理矢理お持ち帰りされ、容赦なく玩具として酷使された。遂に堪えられなくなった男子生徒は逃亡を試みるが敢えなく捕らえられ執拗なリンチが加えられた。そんな女尊男卑の理不尽な体制に対して、あくまでも虚しい抵抗をし続ける正義感の強い男子生徒は、ある日、身心ともに追い込まれたクラスメイト男子の酷い死刑執行現場を目撃してしまう・・・。