今宵も誰もいなくなった美術館に警備員の足音が…。照明に照らされ一際輝くウォーターポロを着た彫刻の前に立った警備員はその生地感を確かめるように優しくその身体に触れます。彫刻を寝かせ、彫刻が持っていた花をかざすと、彫刻の視線が動き警備員の顔に移ります。生身の競水乙女となった彫刻は警備員の指示するままに動きます。動き出し柔らかくなったにも関わらず、その光沢から硬さすら感じさせるウォーターポロを眺めながら、警備員は競水乙女と身体を重ね欲望をぶつけ、たっぷりと愉しんだ後は再び花をかざして彫刻に戻すと、撥水性の高いウォーターポロについた精子をキレイに拭き取るのでした―。
RGSM-03 競水近代美術館 Vol.3



